APSサイズ撮像素子デジタル一眼レフの広角レンズ
ニコン-キヤノン-フジ等のAPSサイズ撮像素子デジタル一眼レフが従来の銀塩35mm一眼レフ愛好者にもかなり普及し始めているようですが、レンズは、撮影画面サイズの違いにより、銀塩35mm一眼レフの焦点距離と比較して1.5〜1.7倍の焦点距離相当レンズの画角となるので、特に広角レンズの選択が難しくなります。
例えば、私の使い始めたキヤノン EOS 10Dでは、28mm広角レンズは約45mmの標準レンズ相当となってしまい、銀塩35mm一眼レフの28mm広角レンズの効果をEOS 10Dで得ようとすれば17〜18mmの超広角レンズが必要になるし、24-50mmズームレンズの効果を求めるなら15-31mmぐらいの超広角ズームレンズが必要になるわけです。この際、ちょっと注意しなければならないのはレンズの歪曲の性質です。
もちろん歪曲収差ゼロで画面の隅でも直線は直線として表現されるのが理想ですが、これだけ短焦点なレンズとなるとレトロフォーカス設計のレンズでは単焦点レンズでも歪曲収差が多く残るのは覚悟しなければなりませんが、デジタル画像として考えると「後で補正できる素直な歪曲かどうか」が重要です。
無理に歪曲収差の値を小さくするために陣笠に補正された歪曲収差が残っているレンズよりは(収差量が多くても)素直な樽型歪曲収差が残っているレンズの方が画像補正で直線に戻しやすいなぁ...と考える昨今です。EOS 10Dで撮影した単焦点超広角レンズと超広角ズームレンズの同焦点距離での一例をあげておきますので、興味がある方は、それぞれの画像をA4にプリントするなど、比較・検討してみてください。
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CANON EF 20mm (900KB) SIGMA Zoom 15-30mm (900KB)
(2003.6.17 DAIGA)